1. ローラコンベアって何?
搬送ラインを設計するとき、「どんなコンベアを選べばいいのか?」という悩みはよくあります。種類を理解せずに選んでしまうと、搬送効率が落ちたり、余計なコストがかかることも。 この記事では、ローラコンベアの代表的な種類と特徴をタイプ別にわかりやすく解説し、現場に合った選び方のヒントを紹介します。
よくある誤解:フリー型は軽量物専用?
実は、フリーローラでも数百kgの重量物を搬送できます。 ポイントは、ローラ径・ピッチ・フレーム強度・ベアリング仕様などの設計です。 例えば、自動車部品やパレット搬送では、フリー型で重量物を流す現場が多数あります。 「重量物=駆動型」というイメージは誤解です。
ローラーコンベアの種類と特徴
① フリー型(自由回転タイプ)
特徴:ローラが自由に回転し、荷物を人力や重力で移動。
メリット:構造がシンプルで低コスト、高耐久。
デメリット:自動搬送はできない。 おすすめの現場:重量物対応も可能、短距離搬送。
② 駆動型(モーター駆動タイプ)
特徴:モーターでローラを回転させ、自動搬送。
メリット:長距離搬送や自動化、省人化に最適。
デメリット:電源が必要、初期コスト高め。
おすすめの現場:タクト管理が必要なライン、大量搬送。
③ カーブ型
特徴:ラインを曲げたいときに使うコンベア
メリット:レイアウト自由度が高い。
デメリット:曲率による制約あり。 おすすめの現場:スペース効率化。
選び方のポイント
荷物の重量
→ フリー型でも重量物対応可能(設計条件を確認)。
→ 長距離・自動化なら駆動型。
搬送距離
→ 短距離ならフリー型、長距離なら駆動型。
搬送スピード
→ タクト管理が必要なら駆動型。
設置スペース
→ カーブ型でレイアウト調整。
コストとメンテナンス
→ フリー型は低コスト、駆動型は保守が必要。
まとめ
ローラコンベアは種類によって使い方が異なります。 現場の条件に合わせて選ぶことで、効率的な搬送が実現します。
